コーキング施工について

query_builder 2023/11/13
下地処理
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・コーキング作業とはサイディングボード間や開口部の周りにできた隙間に充填する、気密性や水密性を目的として行う作業工程です。

地震などの建物の動きに対応する、クッションのような役割としても非常に重要な作業になります。


・外壁塗装を行うときに、塗装前にコーキング作業を行うことを先打ち工法、外壁の塗装後にコーキング作業を行うことを後打ち工程といいます。

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先打ち工程のメリットとデメリット


コーキングの表面に塗膜ができる事により、紫外線や風雨からコーキング材が塗膜に守られます。

先打ち工法では、もともとのコーキング材の寿命に上塗り塗料の耐候性も加味する事で、コーキングの寿命を伸ばすことができます。

また、外壁と一緒に塗装することでコーキング材が同じ色になるので目立たなくなります。


しかしコーキング材と塗膜の柔軟性には違いがあるため、外部環境や地震などの揺れの影響による塗膜のひび割れが起こる可能性があります。この状態では塗膜の割れは見られるものの

、コーキング素材そのものは劣化している訳ではないので、さほど気にならないなら次回の塗装時まで様子をみるのも有りだと思います。


後打ち工法ではコーキングの上に塗装をしないので、仕上がりがなるべく目立たないようにする為に、外壁に1番近い色のコーキング材を使用することになります。

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後打ち工法のメリットとデメリット

外壁塗装後に後打ちすることにより、コーキングの表面に塗膜がないので、当然ですが塗膜のひび割れが起こりません。 

塗料メーカーは塗装後の塗膜のひび割れに対応できない事から後打ちを推奨しています。


しかし紫外線や風雨にコーキング材が直接さらされるので、コーキング材の劣化が先打ちの場合より早くなります。

後打ちのときは、コーキング材そのものの耐用年数が高いものを使用するなどの工夫が必要になるので、コーキングの施工代金は先打ちのときより材料費の分多少の割り増しとなります。


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株式会社多田塗装

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