塗料の種類について

query_builder 2023/10/02
吹き付け
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・多田塗装では塗装職人として積み重ねてきた経験と、塗料のプロである仕入れ先の塗料店から聞いた話を総合して、性能、材料費等を考慮した上で、もっともコスパが良いと判断した2液型の弱溶剤型塗料での塗り替えをお勧めしており、外壁の塗り替え時には、標準仕様に設定してます。


塗料には安価〜高額なものまで、多岐に渡り様々な種類がありますが、実際の塗り替え工事の施工手順には違いはあまり無いので、高額な塗料をご希望のお客様には、標準仕様を元に差額の塗料代をいただいて工事を進めます。


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標準仕様 弱溶剤型塗料  1缶/20,000

     弱溶剤型フッ素 1缶/50,000

中塗り、上塗りで5缶使用した場合では、材料費の差額30,000×5缶で150,000円の材料費をいただきます。

※外壁の塗装では、中上塗りはご要望の材料を使います。下塗りは下地の形状により、使用する下塗り材は変わります。


・水性塗料と油性塗料

まず最初に水性と油性の違いを簡単に説明します。どちらもメリット、デメリットがありますが、室内やマンションなどの集合住宅など、施主様や近隣の方に配慮して、臭いの少ない水性塗料を使うのが大きなメリットで、油性には水性塗料に比べ耐候性が高いというメリットがあります。


・塗料の分類

①弱溶剤型塗料

セラミック複合の特殊技能で高い耐候性・超低汚染性があり、透湿性のある塗膜は内部結露を防止する効果があり、建物の美観を長期間保ちます。


②ラジカル制御型塗料

ラジカルとは外壁や屋根などの塗膜が退化してしまう原因の一つで、それを制御する役割を持たせた塗料になります。紫外線劣化がしにくくなり、塗料の色褪せやチョーキングが起こりにくくなります。


③無機塗料

無機とはガラスや鉱石などの事で、紫外線で劣化せず、非常に硬くて燃えにくい性質があります。無機物だけで塗装するには、粘着性を持す事ができない為、無機塗料はセラミックやケイ素などの無機物を主成分に、アクリルやウレタンなどの樹脂で作られる有機塗料とのハイブリッドで作られています。耐候性は非常に高いのですが、塗料の値段は高額になります。


④フッ素系塗料

塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料になります。耐久性・耐熱性・親水性に優れ、他の塗料と比較しても高い光沢感があります。塗料の値段は高額になるのですが、紫外線の影響を特に受ける屋根などの部位にはフッ素系塗料をお勧めしています。

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塗料の種類とは別の考え方になりますが、建物が古くなりひび割れが多く見られるなど、ローラーで仕上げてもひび割れ補修した跡が目立つ時などは、性能・美観の観点から模様を新たに吹き直しする吹付工法などもあります。

また、上記写真のように玄関周りなど一部を石調の模様に変えたりする吹付工法もあります。もちろん建物全体を石調に変えたりもできますが、ワンポイントで一部変更であれば費用も抑える事ができるのでお勧めです。

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株式会社多田塗装

住所:埼玉県所沢市山口1999-3

電話番号:090-5995-9495

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