無垢材床のリホーム塗装工事

query_builder 2023/08/14
下地処理
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今年の春先ごろ、築20年くらい経つお家の、室内床のリフォーム工事を行いしました。 


塗装する部位は無垢材檜の床板です。

床材には大きく分けて合板と無垢材があります。合板の床板だと、ツキ板と呼ばれる自然木の厚みが、0.3ミリから1ミリ程しか木の部分が無いため、築年数の経ったお家の経年劣化した汚れを、研磨して落とすには厚みが足りず、綺麗な状態まで持っていく事ができないので、塗装での再塗装には向いていません。

無垢フローリング材は、100%自然木なので、表面の汚れた部分を研磨して落としても、風味が損なわれことは無いので、リホーム塗装が可能になります。


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この仕様も、仕事の要となる部分は、どこまで汚れた部位を研磨し、全体を綺麗な状態にすることができるか。にかかっています。


周りを汚さない様に完全養生をしてから、ペーパーサンダーを使い汚れた部分を削っていきます。

また、下地の状況をみて、剥離材やアク洗い用の薬品を使う事も検討しながら作業を進めます。


下地をこの状態まで作ることができたら、次は自然塗料を使った塗装作業です!


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使用した材料は、オスモの床用クリアー塗料です。この材料は、塗装面のメクレ、剥がれが起きることはなく、後々のメンテナンスや再塗装にも適しています。


塗装は基本的には二回塗りとなります。陽射しの強い部屋や、吸込みによるムラなどの仕上がりをみて、3回塗りも検討しながら作業を進めます。


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以上で完成となります!仕様的に在宅での作業となりますので、お施主様にはそれなりのご不便をおかけしましたが、明らかにお部屋が綺麗になりますので、今回のお施主様にも大変喜んでいただきました! 


フローリングの汚れでお悩みの方は、ご検討してみてはいかがでしょうか?



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株式会社多田塗装

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